スタンレー杯プレーオフ第2ラウンドのサプライズを予測

2026年6月20日

スタンレー・カップ・プレーオフの第2ラウンドが本格的に動き出そうとしている今、古い「番狂わせメーター」を取り出す時期だ。

NHLはほぼエリート8へと絞り込まれ、優勝をめぐる追いかけは別のギアへと入った。

すでに見えている傾向として、4つのディビジョンの王者が全員進出を果たし、バファロー・サバーズ、カロライナ・ハリケーンズ、ベガス・ゴールデンナイツ、コロラド・アバランチの4チームが4つのワイルドカード枠を見事に退けた。

奇妙なことに、3位フィニッシュのチームのうち3つ—場合によっては4つ—が2位のチームを退けている。フィラデルフィア・フライヤーズがピッツバーグ・ペンギンズを下し、ミネソタ・ワイルドがダラス・スターズを排除、アナハイム・ダックスがエドモントン・オイラーズを打ち負かした。さらにモントリオール・カナディアンズは日曜の第7戦で極めて接戦のシリーズを決着させようとしており、タンパベイ・ライトニングとの戦いを見定めることになる。

最終4に進出するのは誰か?

番狂わせの可能性が最も高いのはアナハイム・ダックスだ。レギュラーシーズンを終えてゴールデンナイツが健闘し、ユタ・マンモスを下したとしても、彼らを枕投げの栄誉から安易に選ぶべきではない…失礼…パシフィックディビジョンの栄誉だというのはここでは横へ置くとして。

確かにベガスは私たちが期待したクラブ像に近づいているが、ダックスが見せつけられる割れ目もいくつかある。特に、ベガスのゴールテンダーのセーブ力には疑問が残る。ゴールデンナイツはオイラーズより守備力の高いチームだが、カーター・ハートのセーブ率が900を割る状況では、エドモントンの守護下にいたエドモントンのゴールマウスを粉砕したアナハイムの強力なプレーには恐怖を与えないだろう。特にパワープレイ時には。

さらにアナハイムのスピードと体格を織り交ぜれば、経験豊富なベガスでもてこずることになるだろう。

番狂わせの可能性という観点で、もう一つの見どころはハリケーンズ対フライヤーズのシリーズで、土曜日にはカロライナが3-0で開幕戦を制した。

開幕ラウンドで州内のライバルを下し開幕戦の勝利を挙げたフライヤーズには大きな賛辞が送られるべきだが、ハリケーンズは開幕戦で東地区の首位に立つべく理由を示した。

カロライナがフィラデルフィアを一蹴するのが当然だとは決して思えないが、ハリケーンズはこのシリーズを5戦で決着させる勢いを見せている。

東カンファレンスのもう一方の準決勝を見れば、サバーズがどのチームと対戦するかはまだ決まっていない。相手がモントリオール・カナディアンズであれタンパベイ・ライトニングであれ、シリーズは層の薄いものにはならないだろう。

サバーズは当然ながら有力候補だが、それほど大きく差はない。対戦相手が誰であろうとバッファローのゴールテンダーは2番手扱いとなるだろう。ボストン・ブレイヴンズ戦の第2戦でネットを守るアレックス・ライオンが好パフォーマンスを見せたとしても。さらに懸念材料としては、対ボストン戦で24回の機会に1点しか決められなかったパワープレイも挙げられる。

進出するクラブが誰であっても、疲労の要素はバッファローに有利に働く可能性がある。

そして、すべてを上回るかもしれないシリーズへと導くのが、コロラド対ミネソタだ。

看板の看板対決は、現時点で最高峰のディフェンダー同士の対決、コロラドのケール・マカーとミネソタのクイン・ヒューズの対戦になる。

そして、それはスターの連続の始まりにすぎない。レギュラーシーズンで最も得点を挙げたのはネイサン・マキャノン、マーティン・ネチャス、そしてケール・マカーのおかげだが、第1ラウンドのロサンゼルス・キングス戦をスイープしたことで守備力を発揮する姿も見せた。

ただし、コロラドが対戦する相手はキングスよりはるかに火力を揃えるワイルドであり、キリル・カプリゾフ、マット・ボルディ、そしてヒューズが率いるミネソタには容易にはいかないだろう。

ミネソタにとって不運だったのは、シャットダウンセンターのジョエル・エリクソン・エークとディフェンスのヨナス・ブロディンの負傷により、盤が落ちる前から後手に回っていることだ。

ミネソタは必死に戦うだろうが、コロラドの力はそれを上回ると予想される。

高橋 彩乃

高橋 彩乃

日本のスポーツライターです。プロ野球、MLB、高校野球を中心に、試合の流れや選手の背景を丁寧に追っています。現場の空気感とデータの両面から、野球の魅力をわかりやすく届けることを大切にしています。