トレード期限が迫る中、フィリーズとオリオールズは不安定な立場にある

2026年8月3日

フィラデルフィア・フィリーズは、現地日曜の午後に行われる3連戦の最終戦で、対戦相手のボルティモア・オリオールズを迎え撃つ際、前面での成績をさらに改善する必要がある。

しかし、月曜日に迫るトレード期限を前に、両チームには気を散らす要素が増えている。

フィリーズは土曜の夜の5-0での勝利によってシリーズを同点に戻し、ボルティモアをわずか3安打に抑えた。

フィラデルフィアは直近10試合で2勝8敗。最新の勝利がフィリーズにとってどんな意味をもつのかはまだ読み切れないが、ナショナルリーグ東地区で首位のアトランタ・ブレーブスを追うよりも、ワイルドカードを確保することへの関心が高まっているように見える。

「この苦境も、やがて過ぎ去るだろう」と、フィリーズの暫定監督ドン・マッティングリーは最近の苦戦について語った。

オリオールズはプレーオフ候補としての手応えを揺らしている。直近11試合の戦績は5勝6敗で、直近4試合のうち2試合は0点に抑えられている。

「まだシーズンは長い」とオリオールズの監督クレイグ・アルベルナスは述べる。「私たちは今も全試合に勝つことを目指している」。

土曜の夜、オリオールズはフィラデルフィアの4人の投手相手に二塁打以上の長打を一切記録できなかった。

金曜の深夜に先発投手ディーン・クレマーをミネソタ・ツインズへトレードしたことは、今週末の先発陣には影響を及ぼさないはずだ。クレマーはフィリーズ戦には登板予定ではなかった。

それでも、クレマーの去就を受け止めるには時間がかかるかもしれず、土曜にはチームの関係者がこの移籍について語り合っていた。

「ディーンはここでリーダーだった。7年もの間、このチームの拠り所だった」とアルベルナスは語る。「彼はこのロッカールームだけでなく、私を含むコーチングスタッフにも大きな影響を与えてくれた。彼と過ごした短い期間でもそれを実感している。」

日曜には右腕ザック・ウィーラー(10勝2敗、ERA 2.53)がフィリーズのマウンドに上がる。昨年の勝利数にすでに並んでいるが、ここ2試合は勝ち星がついていない。マイアミ戦の月曜のノー・デシジョンでは3回を投げて5失点した。

「たまには悪い日もあるさ、きっと」とウィーラーは言った。

ウィーラーの勝利のうち6勝はロード戦で挙げられている。ボルティモアとは通算5戦して1勝1敗、ERAは4.18、28イニングを投げている。

オールスター休止後、本拠地での成績が2勝3敗と低調なオリオールズは、土曜に左投げの先発投手を相手に組まれた布陣と比べて、打線の並びに調整を施すことが予想される。先頭打者に指名打者のコビー・マヨを置いたのもそのためだ。

土曜には新たに獲得した捕手ジェイク・ロジャースを初めて先発起用した。3打席ノーヒット、三振を2回喫した。

オリオールズの先発は右腕カイル・ブラディッシュ(7-9、3.74)で、連勝を狙う3連勝中の決定戦を目指す。前のデトロイト戦では2強い先発を見せた後、月曜の試合は勝ち星なしに終わった。

これはブラディッシュにとって10試合連続のうちわずか4度目のホーム先発になる。今季、キャリアハイとなる52の与四球をすでに記録している。フィラデルフィア戦は通算2先発で0-1、防御率5.40となっている。

–Field Level Media

高橋 彩乃

高橋 彩乃

日本のスポーツライターです。プロ野球、MLB、高校野球を中心に、試合の流れや選手の背景を丁寧に追っています。現場の空気感とデータの両面から、野球の魅力をわかりやすく届けることを大切にしています。