ナイツ、決定的な第5戦でカロライナ・ハリケーンズのジョーダン・スタールを抑え込む狙い

2026年6月29日

カロライナ・ハリケーンズのフォワード、ジョーダン・スタールが、絶好のタイミングで調子を上げ始めた。

スタールは、ヴェガス・ゴールデンナイツ戦のファイナルの前半4試合で5得点を挙げ、7試合制のシリーズを木曜の夜、ノースカロライナ州ローリーで行われる第5戦へ向けて1-1のままの接戦を保っている。

「自分にできる形で貢献したいだけだ。シュートは自分の手元に転がってくる。ありがたいね」とスタールは語った。「その流れを受け取るよ」

37歳のスタールはシリーズ開幕からの4試合全てで得点を挙げ、1982年のニューヨーク・アイランダーズのマイク・ボッシ以来、スタンレー・カップ・ファイナルで初めてこの偉業を成し遂げた。

「彼は“犬”だ。彼は全てをやる。勝ちたいという執念がとても強いんだ。私たちは皆勝ちたい気持ちは同じだが、彼は今、まるで最後の試合のようにプレーしている。だからこそ彼のプレーはそんなに素晴らしいんだ」とカロライナのフォワード、ジャクソン・ブレイクは語った。

スタールは主にゴール前のゾーンでダメージを与えている。チームキャプテンは火曜の第4戦の第3ピリオドで転びながらパックをネットへと押し込み、3-3の同点を破って5-3の勝利をもたらした。

「私たちにとっての4点目は信じられないほどの素晴らしさだった」とハリケーンズのフォワード、ローガン・スタンコーヴェンは言った。 「どうしてあんな芸当を彼が成し得たのか分からない。ええ、彼はすべての小さなことを正しくやる。だからこそ私たちはこの状況にいる。これからも彼にその調子を維持してほしい。」

ヴェガスのコーチ、ジョン・トルテレラは、スタールの影響が試合の流れを大きく変えたと指摘した。

「彼はネット前で我々を苦しめている」とトルテレラは言った。「彼は大柄な選手で、優れたプレーヤーだ。そこが彼の居場所だ。我々はもっと上手く対処する必要がある。」

リードを守り続けることも、両チームにとってこれまで大きな課題となっている。

ハリケーンズは第1戦で早くも2-0とリードしたが、結局5-4で敗れた。

第2戦では第3ピリオドに入る前まで2-0のリードを握っていたが、延長戦の末に4-3で敗れた。

第3戦は開始時点で4-0とリードしていたゴールデンナイツが勢いを取り戻し延長戦の末に5-4で勝利。第4戦ではカロライナが3-1のリードを保っていたが、ヴェガスが第2ピリオドに2得点で追いつき、同点に持ち込んだ。

「正直、このシリーズの不思議なところはそれだ」とカロライナの監督ロッド・ブリンドアムールは語った。「本当に予測不能だ。連続して起こる出来事は私には今までに見たことがない。まさにクレイジーだ。」

水曜日に移動日を迎えたため、木曜日の午前スケートまで、両チームともアイス上でプレーする機会はない。

トルテレラは、ゴールデンナイツが今後へ集中力を切らさずに進むことの重要性を訴えた。

「ただ次の試合に向けて準備を整えるだけだ。これを水に流そう」とトルテレラは述べた。「我々はこのシリーズに再び食い込むために懸命に戦った。第3ピリオドは本当に良い内容だった。ジャック・イケルはクロスバーを叩き、我々はポストを叩いたが、決定打には至らなかった。」

「だから、それを水に流して次の試合へ備えるべきだ。次の試合以上のことを見据えるべきではない。では飛行機に乗って(木曜日)プレーの準備を整える。」

ハリケーンズにとって、ゲーム5での先発ゴールキーパーは誰になるのか、という最重要事項は木曜日まで待つことになる。

プレーオフ初先発となったブランドン・ブッシは、第4戦で苦しむベテランのフレデリック・アンダーセンに代わって18回のセーブを記録した。アンダーセンはブッシのバックアップとしても出場せず、ピョートル・コチェトコフがその役割を務めた。

「先発メンバーについては話さない」とブリンドアムールは水曜日、記者団に語った。「まだスタッフで会合すらしていない。何をするか決めるには早過ぎるんだ。」

—フィールド・レベル・メディア

高橋 彩乃

高橋 彩乃

日本のスポーツライターです。プロ野球、MLB、高校野球を中心に、試合の流れや選手の背景を丁寧に追っています。現場の空気感とデータの両面から、野球の魅力をわかりやすく届けることを大切にしています。