木曜夜、トッド・ボウルズのタンパベイ・バッカニアーズHC職が危機に直面

2026年10月9日

遅くはないが、決して順調とは言えない。タンパベイ・バッカニアーズにとっての現状だ。

今季初勝利をつかむべく奮闘する中、彼らは2週連続で新人QBを先発として投入することになる。

特に昨年の12月と今年の1月に地位が揺らいだと見られていたヘッドコーチ、トッド・ボウルズにとっては理想的とは言えない状況だ。

勝利なしでいるNFCで唯一のチームとして、現在の厳しい監視を想像してみてほしい。

ボウルズは昨シーズンの終了後、職を守るカードをすでに使い切っている可能性がある。さらにQBベイカー・メイフィールドが親指のケガで欠場していることが、猶予や救済の余地になるのかどうかは未知数だ。

しかし、分かっていることは、これらの時期がバッカニアーズにとって難局であるという点だ。

木曜夜のダラス・カウボーイズ戦(2-2)ではジャロン・ダニエルズを先発QBとして起用する予定だが、カウボーイズはトップQBを欠く敗戦続きの相手を前に、ある種の絶望感を抱えているはずだ。

ダニエルズは日曜のグリーンベイ・パッカーズ戦での17-14の敗戦の局面で、光る瞬間を見せた。

「その試合を見て映像を確認できたことが、さまざまな面で自分を成長させる助けになった」と、ダニエルズは今週初めに話した。

ダニエルズのNFL初先発は、通常なら終末的とされるチームのレッテルとは無縁の励みになる局面を見せた。しかしこのタンパベイのチームは未勝利のチームで、すべてがより極端に見える。

昨春のドラフトでカンザス州出身にもかかわらず指名されなかったダニエルズは、再びフィールドへ戻り、自分がどこを改善できるかを知りたいと強く望んでいる。バッカニアーズにとっては短い週で、細部を詰める時間は限られているが、それは彼が進歩を示す機会でもある。

ダニエルズは、メイフィールドがあらゆる局面で洞察と支援を提供してくれていると語っている。

ただしカウボーイズは欠点があるものの、NFLで2番目に得点を量産するチームであるため、バッカニアーズは攻撃面で高い効率性を求められることになる。

ダラス戦の後には、必要と判断されればさらなるコーチング陣の変更時間が設けられることもあり得る。

崩壊から抜け出す道はあるかもしれない。現時点でNFCサウスのどのチームも2勝を超えていないことが要因の一部だ。バッカニアーズにはディビジョン内の残り6試合がまだ残っている。

ボウルズはバッカニアーズでのレギュラーシーズン通算35勝36敗で、2つの勝ち越しシーズンと2度の8-9の成績を持つ。彼の指揮の下でNFCサウスを3度制覇しており、そのうちの1つは2022年の8-9成績のときだった。

バッカニアーズは過去3シーズンの夜の試合10試合で1勝9敗と苦戦している。現状は決してプライムタイム向きとは言えない。

結局のところ、また敗北がもたらされればボウルズとその陣営にとって「終わりの鐘」が鳴るのだろうか、という疑問は残る。

高橋 彩乃

高橋 彩乃

日本のスポーツライターです。プロ野球、MLB、高校野球を中心に、試合の流れや選手の背景を丁寧に追っています。現場の空気感とデータの両面から、野球の魅力をわかりやすく届けることを大切にしています。