ボクサーのハンナ・ラップ、車にはねられ死亡

2026年7月28日

先月WBC女子フェザー級タイトル戦を争ったハンナ・ラップは、自転車に乗っている際に車にはねられ、ブラゾス郡保安官事務所の発表によればテキサス州で土曜の早朝に亡くなった。

ラップ(26)は高速道路を走行中、通り過ぎていった車が停止してバックして彼女をはねたと保安官事務所は伝えた。地元の病院へ搬送された後、死亡が宣告された。

警察は運転手を31歳のチャールズ・メディナと特定した。彼は過失致死の罪で逮捕され、ブラゾス郡拘置所に拘留されている。拘置所の記録によれば、2012年以降これで13回目の逮捕となる。保釈金は25万ドルだった。

「ハンナ・ラップの喪失は私たちを深く心を痛めさせます」とWBC会長マウリシオ・スラマンは声明で述べた。「彼女は卓越したボクサーでしたが、それ以上に私たちのボクシング・ファミリーにとってかけがえのない存在でした。彼女を愛し支えた家族、彼女のチーム、そして彼女の輝かしいキャリアを知り支援したすべての人々が感じている悲しみとともに、私たちはその喪に服します。」

インディアナ州ヨークタウン出身のラップは、パデュー大学で陸上競技をしていたがボクシングへ転向し、テキサス州カレッジステーションへ移住した。彼女は2024年にプロ転向を果たし、テキサスA&Mで消防・生命安全検査官としてフルタイムで働きながら活動していた。

ラップは6月13日にオーランドのカリブ・ロイヤル・リゾートで行われたMVPW-04のティアラ・ブラウン戦へ、8勝0敗1分の戦績で臨んだ。ブラウンは全員一致の判定で勝利した。

ブラウンがラップへ追悼の意を表すインスタグラム投稿で、以下のように書いた。「ボクシング界はこのチャンピオンの喪失を嘆いている。ハンナは本当に素晴らしい魂だった。試合ウィークの間、彼女がどこへ行っても異なる雰囲気をもたらしていた。」

「彼女は強く、タフで、ここにいる世界に自分がふさわしいことを示す準備ができていた。ハンナはこれまで私がプロとして対戦してきた中で最高の対戦相手だ。神が彼女を大舞台で戦わせ、夢を追う機会をくれたことに感謝する。私は今後のキャリアの中で彼女の遺志を継ぐと誓う。R.I.P. Hanarchy。」

–Field Level Media

高橋 彩乃

高橋 彩乃

日本のスポーツライターです。プロ野球、MLB、高校野球を中心に、試合の流れや選手の背景を丁寧に追っています。現場の空気感とデータの両面から、野球の魅力をわかりやすく届けることを大切にしています。