4位指名から3番手QBへ アントニー・リチャードソンの将来はコルツで不透明

2026年8月11日

訓練キャンプの状況から読み解くと、アンソニー・リチャードソンはコルツでの在籍が終わりに近づいている可能性がある。彼は現在、ライリー・レオナルドとダニエル・ジョーンズの背後につくサードストリングのクオーターバックとして起用されている。

リチャードソンは2023年のドラフトで4位指名だったが、散発的な正確性と耐久性が先発としての魅力を抑え、彼の天性の驚異的な身体能力の価値を低下させた。

24歳のリチャードソンは、できる限りチームを助けたい意志を示しており、サードチームのオフェンス陣やラインの深い控えを相手にする作業さえ前向きだと語っている。

わずか一年前、リチャードソンはダニエル・ジョーンズと先発の座を競って訓練キャンプを開始したが、その対決は結局はっきりした結論には至らなかった。シーズン中の眼のけがによりリチャードソンは後半戦の大半を欠場し、ジョーンズが11月にアキレス腱断裂で離脱した際には、コルツはレオナルドを控えとして起用した後、フィリップ・リバーズを現役復帰させて先発起用にこぎつけた。

リチャードソンは2025年にわずか2パスを投げただけで、出場は2試合にとどまった。NFLでの通算17試合では、完成率は50.6%、TD11、INT13、ランTDは10となっている。

オフシーズン、コルツはジョーンズへのコミットメントを強化した。彼がフリーエージェンシーを離れるのを防ぐためにフランチャイズタグを用い、その後2年契約を結ぶことでリチャードソンはジェネラルマネージャーのクリス・バラードに対してトレードを要請する事態となった。

現時点で、リチャードソンはトレード交渉がどこまで進んでいるのかを聞いたことがない。

「最近はその件についてエージェントともほとんど話していないし、誰とも話していない。だから、何が起きているのかよく分からないんだ」とリチャードソンは言った。「最近はバラードGMとも話していない。何が起きているのかもはっきり分からない。ただ今ここにいて、このチームのために最善の自分を尽くして、チームのために力を発揮できるよう頑張るだけだ。」

—フィールド・レベル・メディア

高橋 彩乃

高橋 彩乃

日本のスポーツライターです。プロ野球、MLB、高校野球を中心に、試合の流れや選手の背景を丁寧に追っています。現場の空気感とデータの両面から、野球の魅力をわかりやすく届けることを大切にしています。