NHL カンファレンスファイナル予想:アバランチとハリケーンズが有力に進出

2026年6月18日

水曜日のアウェーでの4-2勝利にもかかわらず、ヴェガス・ゴールデンナイツは依然としてオッズメーカーの見立てでは格下扱いである。

第1戦を制した勝者がスタンレー・カップ・プレーオフのシリーズを制する確率は、歴史的にはおおよそ68パーセントを超えるという事実を考えれば、これはかなりのプレッシャーだ。

それでも、状況を見れば当然の結論にも思える。アウェーで第1戦を勝ったチームは、シリーズが終局を迎えた時点での勝率が0.572に達することがあるのだ。

つまり、ゴールデンナイツは、序盤から勢いを見せたがその勢いを最後まで保つことができなかったアバランツ相手に、決して容易には崩せない相手と対峙しているということだ。アバランツはシリーズ開幕戦を通じて強い出足を見せたが、最終的には第3ピリオドの早い段階で0-3とリードを奪われる局面もあり、勢いを維持するのが難しい瞬間もあった。

しかし、アバランツが自らの足場を取り戻し反撃に転じると、ゴールデンナイツとその忠実なファンにとって今後の展開を不安にさせるだけのダメージを与える場面を作り出した。

注目すべきは、シリーズ開幕戦ではアバランツがダイナミックなディフェンスマンであり、ノーリス賞の有力候補であるケール・マカルを欠いていた事実だ。マカルが、前ラウンドのミネソタ・ワイルド戦の決着戦で肩を負傷したとみられる状況の中で、第2戦以降、あるいはシリーズ終盤まで復帰するかどうかはまだ見通せない。彼の出場可能性は、レギュラーシーズンで首位に立ってフィニッシュしたアバランツにとって大きな後ろ盾となるだろう。

その一方で、ゴールデンナイツにはキャプテンのマーク・ストーンという大きな怪我の懸念がある。ストーンは前のラウンド、アナハイム・デュークス戦の第3戦で負傷。試合当日の午前にはストーンを含むスケジュールが組まれたものの、復帰時期については公式からの明確なタイムテーブルは示されていない。ストーンが健在で戻ってきた場合、ヴェガスの陣営にとって大きな後押しとなるだろう。

現時点の予想としては、マカルとストーンの両者はシリーズが第4戦に差し掛かる前にはプレーするだろう。第1戦を落とした後のアバランツの反発力を見れば、第7戦までは行かずとも6戦制のシリーズで勝利を収める公算が高いと見られている。

北米大陸の反対側を見れば、オッズメーカーは東部決勝でモントリオール・カナディアンズを退けるのはカロライナ・ハリケーンズとする見方を正当に立てている。確かにカナディアンズは今季のプレーオフで大きな話題を呼んでいる。新人ゴールキーパーのヤクブ・ドベスがこの時点までにチームを2度のゲーム7勝へと導き、決定戦の勝利点を挙げたのは彼らの大きな武器だ。アレックス・ニューホークが2つの決定戦の勝利ゴールを挙げるなど、若く刺激的なカナディアンズは2対1のような接戦を高得点で制する可能性がある。

しかし、その長所をすべて活かしても、カナディアンズがハリケーンズを倒すにはエベレスト級の難関が待ち受けている。レギュラーシーズン首位の東地区を制し、これまでの前2ラウンドで相手をストレートで振り切ってきたハリケーンズは、スタンレー・カップ決勝へと進むべく作られたチームだ。その猛スピードのプレーは、カナディアンズがこれまで直面したことのないレベルだろう。

カロライナは相手を封じる能力を備え、それは特にフォアチェックの迫力に表れている。得点機を作るのに多くの労力を費やしてきたカナディアンズは、ゴールテンダーのフレデリク・アンダーセンを攻略する必要がある。アンダーセンはここまでのプレーオフで8試合、10失点しか許していない。

加えて疲労の要因も考慮される。カロライナは12日間の間隔を挟んで再開することによる鈍さが懸念されるが、カナディアンズは前の2ラウンドで互いに7試合を要して勝ち上がってきたため、この点でも対照的な要素がある。両者の対戦は、体力と集中力が勝敗を分ける大きな要因となるだろう。

高橋 彩乃

高橋 彩乃

日本のスポーツライターです。プロ野球、MLB、高校野球を中心に、試合の流れや選手の背景を丁寧に追っています。現場の空気感とデータの両面から、野球の魅力をわかりやすく届けることを大切にしています。